皆さんの働いているところに「俺の若い時には…」と自分の昔話を自慢げに話す方はいらっしゃるでしょうか。
ある意味古い考えを持ったパワハラ的な印象があるかもしれません。
ではなぜその人は自分の若い頃の話をしたがるのでしょうか。
それは…
認めていない、認めて欲しい、不安の解消。
が原因と言えます。
言い方はアレですが、考え方が昔のままで止まっている、もしくは止めている(時代の変化について行っていない)。
時代の流れそのものを認めていない。
若手が自分を抜かしてどんどん出世していく姿を認めたくない。
今までの自分のやり方でここに居るんだと認められたい。
自分は正しいのだと安心したい。
そのような考え方から自分を正当化しようと昔話をしてしまう。
若手からすると「ウザ…」と思うのかもしれませんが、現実で見てその会社のその地位に今もいるということは、自分のやり方で生きてきた証明をしていることになります。
それを否定する事はいままでの人生をも否定することになります。
そりゃあ正しさをアピールしたくなりますよね。
若手の皆さんは上司の若い頃の話が始まったらむげにしないでください。
「へぇそうなんですか!」「勉強になります!」と聴いてあげてください。
実際に自分の仕事にも活かせるヒントや学びがあるかもしれません。
もしかしたら20年後、あなたが「自分の若い時には…」
と、話しているかもしれません。
いかに自分を、他人を、世間を受け入れ認められるかが肝心です。
流される必要はありません。
「あー、はい、そうなのね。」
くらいの受け入れで大丈夫です。
すろぅぷ
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