感動したいなら回り道

今はスマホですぐに情報を得ることができ、倍速で映像を見る時代。

1か月で月5万稼ぐ、これをすれば明日から人間関係が良くなる…。

なんでもかんでも効率、時短、コスパ。

確かに短時間でピンポイントの知識を得ることができるかもしれないので合理的かもしれません。

ですが。

それって楽しいですか?

結果ばかり見ていませんか?

それが悪いとは言いませんが、様々なミッションをこなしていく過程が楽しいのではないでしょうか。

自分にはない発見があった、アイデアを出し合って言い合いをした、深く話し合う事で絆が深まった、明日へつなげることの大事さを知った、少しずつ出来上がっていくものを感じた。

途中途中の出来事があるから結果が楽しいのです。

結果だけ見てもそこに何があるのか、なぜその結果に落ち着いたのかわかりません。

結果に感動はあります。

それはいくつもの体験を知っているからこその感動なのではないでしょうか。

西遊記も、母を訪ねて三千里も、なんでも感動するお話はおとずれる苦難、小さなきっかけによる大きな話の展開、登場人物との関わりなどがあってゴールという結果感動があると思います。

もし三蔵法師もマルコも瞬間移動の技を覚えていたら感動する話にはなりません。

ゆっくり歩くからこそ見える景色もある、という事です。

明日の帰り道、ちょっといつもとは違う方向へ寄り道してみませんか。

「こんなところにお店あったんだ」

「こんなところに公園あったの?」

「ここはかわいい犬を飼っているんだな」

ちょっとした発見に感動できるかもしれませんね。

すろぅぷ

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