相手と同じ表現をすることで生まれる安心感

皆さんは『ミラーリング』という言葉をご存じでしょうか。

相手と同じ行動をすることによって相手の安心感を得たり好感度をはかったりするものです。

相手が水を飲むときに自分も水を飲む、などです。

逆に仲が良い人は無意識に行動が一緒になっていることもあります。

歩幅もタイミングも一緒に一糸乱れぬ感じに歩いている仲良し2人組など見たことありませんか?

これらは『行動』ですが、人と話すときの『表現』でも相手に安心感を与えることができます。

それにはまず

相手が物事を『視覚』『聴覚』『触覚』のどれで表しているか

を感じ取ることです。

それを見極めて同じ表現をしていくと、相手と同調していき、相手に安心感を与えられるようになります。

例えば『海』の話をしているとします。そうすると相手が

■視覚で表す人

視覚で表す人
視覚で表す人

海と言えば『青い空、きらめく水面、どこまでも続く水平線』がいいよね。

■聴覚で表す人

聴覚で表す人
聴覚で表す人

海と言えば『波の音、カモメの声、海の家の音楽』がいいよね。

■触覚で表す人

触覚で表す人
触覚で表す人

海と言えば『じりじり肌に感じる太陽、熱い砂浜、波打ち際の波が引くときに足の裏がぞわぞわする感じ』がいいよね。

それぞれ表現が違いますよね。

ここまで露骨に表現する人はいないと思いますが、もし相手が視覚情報多めに物事を表現する人だったならばこちらも視覚表現をメインにして表現や質問をしていけばよいのです。

「最近はいろんな色のサーフィンボードがありますよね」

「どこの海の色が一番きれいだと思います?」

などです。

もちろん嗅覚での表現もあり得ます。

相手が視覚メインの方だとしても絶対視覚以外の話をしてはならないというわけではありません。

あとは視覚メインだとしても差別的なものの見かたにならないように気を付けてくださいね。

すろぅぷ

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