面倒くさいの正体を知ろう

皆さん、面倒くさがっていますか?

何かやろうと思ってもなぜか他の事をしてしまう。

動こうとしても動けない。

効率、タイパを求めて結局何も進まない。

いわゆる「面倒くさい」という状態です。

この面倒くさいはなぜ起こるのでしょうか。

脳科学的に説明しても話が難しく訳が分からないのでかいつまんでお話しようと思います。

なぜ面倒くさい気持ちが起こるのかはたくさんあるのですが、まずは以下のことが言えると思います。

  • 自分が変わることを拒否している
  • 過去に似たような経験をしたので同じことをしたくない
  • 何をやってよいかわからない

●自分が変わることを拒否している

人は現状維持を好む生き物です。

むかーーしむかし、まだ狩りをしていたころ。

人間は群れをつくり集落として暮らしていました。

その時代においての「変化」と「好奇心」は死に直結する決断だったのです。

集落の周りに餌がなくなると移動をしなければなりません。

未開の土地へ移動するという事はそれだけ危険が伴うもの。本来はそこから動きたくないのです。

さらに好奇心があると「あれ?いま草むらが動いたな。なんだろう!?」と近づいたとたんに肉食動物に襲われたり、見たことのないキノコを食べてしまい亡くなってしまう事もあったでしょう。

まぁそういった尊い犠牲によって危険なものを避けたり学びが生まれたりもしたのですが…。

なので人は現状維持を良しとして、変化を「危険」ともとらえているのです。

そのDNAは現代にも受け継がれています。

現代では好奇心や変化は死に直結しなくなりました。

逆に変化しないと取り残されるという風潮もあったります。

ですがそれでもなお現状維持のDNAが働いているので面倒くさいという事にして現状維持をしてしまっているのです。

そして自分自身が変化を起こしてもし失敗した時、体や心が傷つかないように「面倒くさい」という気持ちを起こしやらないようにしてくれる防衛本能が働いているのも理由の一つです。

●過去に似たような経験をしたので同じことをしたくない

これは人によって変わってくるのですが、人生において過去の事を強く見る方、未来のことを過去の体験から導く人はこのような思いを持つ傾向にあるかもしれません。

似たようなことをやるときに過去の経験から考えて、同じやり方をやろうとします。

違うやり方は怖いのでやりません。

なので「あーやって、こーやって、とまた同じことをするのか…。」と考えてしまい同じことをするのが面倒になってしまします。

●何をやってよいかわからない

こちらも未来の想像がしにくい人に起きる傾向があります。

未来を具体的に考えることが苦手な人はざっくりと描いてしまい、なにをやったらいいかわからない状態になります。

その状態だと手さぐりになってしまい、たとえ何かに手を付けたとしてもすぐに「なんか違う…」と手放してしまう可能性が高くなります。


何かやろうとして他の事をしてしまうのも現状維持の気持ちがそうさせます。

他の事をすることにより優先順位を変えて「忙しいからできない状態」という現状維持する理由を作り出します。

人はやらない理由を作る天才なのです。

なのでもし面倒くさいと思ってもDNAに刻み込まれた気持ちですので「自分はいつも中途半端で何も出来ない…」などと思わなくても大丈夫です!

ですが!

そのDNAを言い訳に使ってほしくはありません。

理由が分かった今、たとえ面倒くさいと思ったり余計なことをしてしまったりしても

「あれ?なんで面倒くさいと思ったんだろう…?」

「なにが原因で前に進めないんだろう…?」

と具体的なことを考えるキッカケにしてください。

違うお話では面倒くさいをテーマにいろいろとお話していきたいと思います。

私も極度のめんどくさがり屋です。

まだまだ勉強中で面倒くさいと思う事もたくさんありますが、習慣化を身に着け実行できていることもあります。

今後はそのことにも触れてお話しできればと思います。

すろぅぷ

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